私の友人エイドリアンはかつて、このように話していました。石筍(stalagmites、スタラグマイト)と鍾乳石(stalactites、スタラクタイト)を区別する方法は、石筍は洞窟の頂上に到達するために自分自身の「might = 力(マイト)」で上ろうとする。一方鍾乳石は洞窟の底に落ちないように「tight = 堅く(タイト)」つかまっていると考えると良いと。こうしたちょっとした豆知識は、おきなわワールド文化王国内に位置する玉泉洞を訪問したときに、特に有益な情報になりました。

玉泉洞は、沖縄県内で最長の地下洞窟の1つです。洞窟は観光客や訪問者のために適切な通路を確保するルートが作られており、適切に維持管理されています。時には、鍾乳石が通路の真ん中に形成されているのを目にします。洞窟全体に安全な通路を確保することとは別に、こうした鍾乳石は、破壊されすぎないよう正確で緻密な処理が施されています。一見すると、洞窟の入り口は、地上にあるものと同じような典型的なものにみえますが、洞窟内を200mほど先に進んでいくと、この考えはすべて変わります。光が洞窟の中央まで届きにくくなるため、この地点で暗さを感じ始めます。通路は狭くなってきており、水の流れや水が滴る音がそこら中で聞こえます。温度の低下についてはお話しましたか?洞窟に入ると温度は2度から3度は低下します。エアコンが作動していると思えるほどです。しかし、不思議なことに汗をかくのです。最も考えられるのは、涼しいけれども高湿度な状態が原因なのでしょう。終わりの方では頭がびっしょりと濡れてしまっていましたが、私の汗のせいなのか鍾乳石から落ちてきた水滴のせいなのか(おそらく両方)わからなくなるほどでした。他には、カルサイトの形成が進んでおり、こちらに埋まっていて近年発掘された古い土器やその他遺物も展示されていています。予期せぬ驚きは、この洞窟内でどのような種類の生き物が普段生活しているかを展示していたことでした。エビやカニなどの生き物の小型の水槽が6~7個展示されていましたが、餌をあげることはできません(本当です、私が聞きました)。洞窟の上にはおきなわワールド文化王国・玉泉洞のアトラクションがあります。蛇の博物館(私の意見では少し陰鬱)、ガラス吹き体験センター、ミニチュアの沖縄村、私の個人的なお気に入り -お土産用のビール醸造所(ハブ酒もある)などがあります。

総じて素晴らしい日帰り旅行になりました。間違いなく車で約40分運転して南城市まで行く価値はあります。おきなわワールド文化王国・玉泉洞の入場料は、すべてのアトラクションに入場できるチケットが1,650円、洞窟のみのチケットが1,250円です。通のアドバイス:テーマパーク近くにあるローソンコンビニエンスストアでチケットを入手すれば、1人あたり120円の割引になります。早めに到着することをお勧めします。ショーを見逃さないように!

玉泉洞