イセエビは、平均約30〜50年生きるのをご存知でしたか?しかし、ここ魚市場ではそこまで生きられるかわかりませんね!美味しいから、仕方ありません。ここパヤオ直売店では、イセエビが一番人気。周囲を見渡すと、必要最低限だけをこなせるように、キッチンが魚市場の中につくられたかのよう。はっきり言って、かなりごちゃごちゃしています。食事ができるレベルではありますが。お食事のできる場所は2ヶ所あり、1ヶ所は厨房のすぐ隣でその日獲った海鮮を食べられ、もう1ヶ所は屋外で海藻入りの味噌などを販売するテーブルの隣にあります。間違いなく魚市場にいるということが実感できますね!

パヤオ直売店のおすすめ名物が、イセエビ。半分に切ったイセエビに、ウニソースをかけて焼いた絶品です。ウニを食べたことがなく気持ち悪いものだと思っているあなた、一度は試してみるべき。味は、見た目から連想するものとは全然違います。この料理にはチーズは使用していませんが、私はなぜか食べるとロブスターグラタンを思い出します。また、別のレストランのシェフから、ウニソースがかかったイセエビには泡盛(沖縄のお酒)が隠し味で入っているという噂を聞いたことがあります。これは未検証ではありますが、この料理がこんなにも美味しいのにはそれが理由かもしれませんね。イセエビの他に、魚のバター焼き、天ぷら、海鮮丼など、さまざまな海鮮料理があります。バター焼きは訪問客の間でも人気があり、バターがはねる熱々の鉄板に乗って出てきます。もうお分かりかもしれませんが、ここであまり健康志向な海鮮料理を求めてはいけないのです。料理にはすべて刺身、大根の漬物、味噌汁がセットで付いてきますが、グルメなあなたへ:刺身の代わりに魚の天ぷら2つに変更することもできます。また、ご飯の大盛りは無料ですが、頼んだ料理が出てきた時にお願いしましょう。ハーフイセエビのウニソースがけ定食は2,700円と高価格ですが、もうすこしお手頃なオプションがご希望の方には魚のバター焼き定食が1,300円でご注文いただけます。

ここ最近、同店の知名度が上昇し続けているのもあり、人気の観光名所となり始めました。タイミング悪くランチラッシュ(11時半ごろ)に食堂に到着したら、テーブルが空くことを祈るしかありません。私が前回に行ったときは、席が空くのを待つだけに30分間待たなければなりませんでした。パヤオ直売店への最も簡単な行き方は、嘉手納基地の出口2を出た後、20号を直進し続けるルートです。しばらく直進して、泡瀬ベイストリート85号との大きな交差点に入ってから、左折するとパヤオ直売店が右手に現れます。

パヤオ直売店